アスベスト調査報告:新築工事の着工日に関する注意

アスベストの事前調査報告を行う際に、建築物の概要項目の中で建築物もしくは工作物の新築工事の着工日欄において入力の間違いが多発していて、正確な報告が行われないケースが増えているといいます。ここに記載するのは、工事対象の建築物もしくは工作物を最初に建設を行ったときの着工日を入力しなければなりません。基本的に、新築工事の着工日が入力した日付よりも先になることはあり得ませんので、入力の際には注意が必要です。また、アスベストの事前調査報告システムの都合上、年月日全て入力しないとエラーになります。

おおよその建設日時が不明な場合や建設時期そのものが不明のときには、不明の項目にチェックマークを入れます。その上で、工事の概要欄におおよその建設時期を記入する形で報告ができます。ちなみに、アスベストの事前調査報告システムは、令和4年4月1日からスタートしたもので、事例が比較的少ないため何らかの事情でエラーになってしまう、もしくは正しい方法で報告が行われないケースも多いようですが、不明な点があるときには問い合わせを行うなど正しいやり方を教わることをおすすめします。新築工事の着工日に関する間違いの例を解説しますので、参考にされると良いでしょう。

解体後に予定が行われている新築工事の着工予定日、解体および改修工事の着工予定日、解体・改修対象の建築物もしくは工作物の竣工日や建築物の建築確認の取得日、契約日などがあります。

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